サルサは中南米を代表する料理の一つであり、
メキシコ料理として広く知られています。
しかし、サルサの起源はメキシコだけに限られているわけではありません。
実は、「サルサ」という言葉自体はスペイン語で「ソース」を意味し、
多くのラテンアメリカ諸国で使われています。
各地域や国によって異なる風味や材料を使用しているため、
様々な種類のサルサが存在します。
サルサ・ロハ(Salsa Roja)
赤いトマトベースのサルサで、オニオン、ニンニク、唐辛子、コリアンダーなどの香味野菜やスパイスが使われます。中程度から辛口の味わいが特徴です。
サルサ・ヴェルデ(Salsa Verde)
イタリアンパセリ、アンチョビ、ワインビネガー、
パンを混ぜ合わせて作るイタリアのソース。
サルサ・ヴェルデとはイタリア語で “緑のソース” という意味なんですよ。
北イタリアのピエモンテ州でよく使われるソースで肉料理や野菜につけて食べると
美味しいソースです。
サルサ・ピコ・デ・ガヨ(Salsa Pico de Gallo)
ドライなスパイスを使わず、新鮮なトマト、オニオン、コリアンダー、トウガラシ、
ライム果汁などを刻んで作られるサルサです。
シンプルながら爽やかな味わいが特徴です。
サルサ・クレオール(Salsa Criolla)
サルサクレオールはラテンアメリカ料理に見られるソースまたはレリッシュの一種で、
細かく刻んだ玉ねぎ、酢、トマト、ニンニク、唐辛子、ピーマン、オリーブオイル、
塩、コショウ、パセリやシラントロなどの新鮮なハーブで構成されています。
UnsplashのTim Toomeyが撮影した写真